Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~
次回の放送は、8月19日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社光岡製作所代表取締役の光岡宏文様です。
8月19日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。
①ヴィタリ・クープリ(Vitalij Kuprij)「Internal Force」
ウクライナ出身のキーボーディストです。
ショパン・コンクールで最年少で一位になったり、キエフ音楽院コンクール金賞などの経歴を持つそうです。
しばらくクラッシックの世界に身を置いていたようです。
その後、活動拠点はアメリカに移しているようです。
ギタリストを入れてメタル・プログレの方向に進んでいます。
さまざまなミュージシャンとプロジェクトを組んでいますが、ソロでも何枚かアルバムを出しています。
2020年発表の「Progression」から一曲おかけします。
全曲インストです。
クープリのキーボードもさることながら、ロジャー・スタッフルバッハのギターも凄い。
②U2「The Unforgettable Fire」
アイルランド出身の有名バンドです。
グラミー賞の常連です。
4人のメンバー構成がデビューから全く変わっていません。
それぞれのメンバーがアルバムを出す度に進化しているような感じがします。
1980年に最初のアルバムを出します。
今日は1984年発表の4作目の「The Unforgettable Fire」から主題曲をおかけします。
邦題では「焔(ほのお)」という名前が付いています。
ボノ(ボーカル)がシカゴ平和博物館で見た広島、長崎の原爆被爆者が描いた絵に触発されてこの曲の歌詞を書いたそうです。
この曲のプロモーションビデオも原爆の爆発のシーンがありました。
この曲は途中のインスト部分が素晴らしいです。
ストリングスを効果的に使っていて、その後の優しいメロディーとボノの叙情的なボーカルへと流れていきます。
このアルバムの3年後に5枚目の「ヨシュア・トゥリー」が発表されて、U2は世界的なバンドに登りつめていきます。
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