Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~
次回の放送は、4月29日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社くらや代表取締役の稲葉伸次様です。
4月29日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。
①ホワイトスネイク「Still Of The Night」
イングランドで結成されたハードロック・バンドです。
元ディープ・パープルのボーカルデイヴィト・カヴァデールを中心とするバンドです。
1978年に最初のアルバムを出しました。
1987年発表の7作目の「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス」から一曲おかけします。
アルバムではなく、アルバスです。ラテン語の白を意味して、サーペンス・アルバスで白蛇となります。
このアルバムは商業的には大成功を収めます。アメリカのアルバムチャートで2位まで上って、世界的に1000万枚以上のセールスを記録しました。
合計4枚のシングルカットがされ、そのうち2曲がアメリカでそれぞれ1位と2位になっています。
この曲は最初にシングルカットされた曲ですが、全く売れませんでした。
かなり壮大でプログレ要素があったからかもしれません。メタルプログレと言っても過言ではありません。
個人的にはこの曲がベストだと思っています。
ジョン・サイクスのギターが重厚で迫力があります。
メタルプログレっぽい重厚な音造りもラストの壮大な盛り上がりも素晴らしい。
②ビル・ブラッフォード「Travels With Myself-And Someone Else」
言わずとしれたイエス、キング・クリムゾン、ジェネシスといった5大プログレバンドやUKというスパーバンドを渡り歩いたドラマーです。
1977年からソロ活動を始めました。
1979年発表のアルバム「One Of Kinds」からまたおかけします。
ジャズ・プログレ調のオールインストのアルバムで、このアルバムからは既に5曲かけています。
一つのアルバムからこれほどたくさんの曲をかけたのは、UKの「UK」ぐらいだと思います。
このUKのドラマーもビル・ブラッフォードで、アラン・ホールズワースなどメンバーが被っています。
ブラッフォードに加えて、ギターのアラン・ホールズワース、ベースのジェフ・バーリン、キーボードのデイブ・スチュワートといった最強のメンバーがよく終結したものだと思います。
これだけ皆さん個性が強いと、バンドとして長続きしません。このことはある意味やむを得ないのかもしれません。
それにしても、デイブ・スチュワートの斬新なキーボードは凄い。今でも色あせません。
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