ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』4月15日(第79回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』4月15日(第79回)の放送内容

2023年04月08日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、4月15日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、岡崎機械株式会社代表取締役の関雅巳様です。

4月15日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①イット・バイツ「The Wind That Shakes the Barley」
1982年にイギリスで結成されたプログレバンドです。
これまで5枚のアルバムを出しています。
2008年発表の「ザ・トール・シップス」から一曲おかけします。
番組では、このアルバムからは2曲目です。
このアルバムからボーカル・ギターがフランシス・ダナリーからジョン・ベックに変わっています。ボーカルの質はほとんど変わっていないと思います。
また、このアルバムの頃から前よりも演奏に厚みとスピード感が加わったような感じがします。
この曲はイット・バイツらしいメロディーと演奏です。
ややポップス調ですが、途中の演奏の展開はさすがと唸らせます。

②キング・クリムゾン「21st Century Schizoid Man」
1969年に発表された「クリムゾン・キングの宮殿」の冒頭の曲です。
このアルバムはプログレ界の古典というか、プログレの走りと言ってもいいと思います。
当初は「21世紀の精神異常者」という邦題でしたが、現在は「21世紀のスキッツォイド・マン」と改められています。
ロックとジャズが見事に融合されています。
当時はかなり斬新に聞こえました。
というか、ぶっ飛びました。
イアン・マクドナルドのサックスが効果的です。
途中のカオス的かつ遊び的なインストは、それまでの音楽にはなかったような感じがしていました。しいて言えば、ビートルズのレボルーション#9くらいでしょうか。
グレッグ・レイクのエフェクターで歪ませたボーカル、途中のジャズ調のインストのパートなどこれが1969年かと思えるような斬新さです。

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