Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~
次回の放送は、9月17日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、K’s GROUP CEOの吉川青良様です。
9月17日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。
①ピンク・フロイド「Any Colour You Like」、「Brain Damage」
1973年発表の名盤「Dark side of the moon」から2曲メドレーでおかけします。
全世界で5000万枚以上を売り上げたアルバムです。マイケル・ジャクソンの「スリラー」に次いで世界で2番目に売れたアルバムです。
プログレの古典といってもいいと思います。
タイム、マネー、アス・アンド・ゼムなどメッセージ性のある曲で固めています。
今聴いても透明感の中に音の迫力を感じます。
「And Colour You Like」は見事なインストです。リック・ライトのシンセサイザーのテクニックが凄い。
この方はELPnoキース・エマーソンとか、イエスのリック・ウェイクマンのよな目立つキーボードではないのですが、この手の神秘的な音楽を演奏したときに凄みが出ます。
「Brain Damage」は歌詞が難解です。いろいろな解釈があるようです。
如何にもプログレです。この曲で初めて「I’ll see you on the dark side of the moon」というくだりが出てきます。
無気味な笑い声もでてきます。
この曲を聴くと日本名で狂気というタイトルをつけたのがよく分かります。
不思議なリズムの曲で、この後が前におかけしたエンディングの「狂気日食」です。
②リバーサイド「Found」
2001年に結成されたポーランドのプログレバンドです。
少し馴染みが薄いですが、ポーランドや東欧ではかなり人気のあるバンドです。
前にこの番組でおかけしたマリリオンの影響を受けているとのことですが、音楽はクリアで静かな印象です。
2015年発表の6枚目の「Love, Fear and the Time Machine」から一曲おかけします。
メロディアスな旋律とプログレ的なギターの演奏が渋いです。
静かで抑揚の効いたボーカルも個人的には好きです。
なお、このギターの方はこのアルバムを発表後、急逝されたとのことです。
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