Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~
次回の放送は、7月16日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、岡山県副知事の小谷敦様です。
7月16日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。
①レディオ・ヘッド「Everything In Its Right Place」
1992年にデビューしたイギリスのバンドです。
オルタナティブ・ロックのジャンルに入ります。
商業的なポピュラー音楽とは一線を画すといったジャンルです。
1997年の3枚目のアルバム「OKコンピューター」はイギリスチャートの1位になっただけでなく、90年代を代表するアルバムといわれたりもします。
この曲は2000年に発表された「Kid A」の最初の曲です。
これを聴いたときはぶったまげました。
まるでお経でした。
「OKコンピューター」とは全く異なる音楽でした。
エレクトリックピアノだけでも十分曲になるなと感心しました。
3枚目のアルバムの大成功にもかかわらず、あえて電子音にチャレンジして、それを上手く取り入れた感じがしました。
意外なことに「Kid A」はイギリスのみならず、アメリカでもチャートの1位になりました。
このバンドのこの曲に関しては、私はプログレそのものだと思います。
②ドリーム・シアター「Take The Time」
1989年にデビューしたアメリカのプログレバンドです。
メタル・プログレッシブともいわれます。
これまで16枚のスタジオ録音のアルバムを出しています。
今回は1992年発表の2枚目の「イメージズ・アンド・ワーズ」から代表曲をおかけします。
このアルバムを最高傑作という人は結構多いようです。
この番組でもドリーム・シアターは何曲かおかけしていますが、このアルバムからは初めてです。
このアルバムは初めて聴いたときすごくインパクトがありました。
とにかく演奏力と曲のアイデアが凄いなと思いました。
ジョン・ぺトルーシュのギターは当時かなりテクニカルで革新的に思えました。
マイク・ポートノイのドラムもこの頃は元気で荒々しいです。
インストのパートでは、ジョンのギターとキーボードのユニゾンが素晴らしい。
これでもかといわんばかりのマイクの畳みかけるようなドラムも素晴らしい。
最後の盛り上がりのパートのメロディアスな旋律とジョンの駄目押しのギターのソロも完璧です。
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