ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」4月2日(第50回)の放送内容

ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」4月2日(第50回)の放送内容

2022年03月28日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、4月2日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、日本銀行岡山支店長の棈松裕司様です。

4月2日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①UK「In The Dead Of Night」
1978年発表の名盤「U.K.」から一曲おかけします。
日本でのアルバムのタイトルは「憂国の四士」です。
このアルバムからは既に2曲かけています。
ボーカルのジョン・ウェットン、ギターのアラン・ホールズワース、キーボード兼バイオリンのエディ・ジョブソン、ドラムのビル・ブラッフォードといった最強のテクニカルなメンバーがたまたま集まって、このアルバムを作りました。
この4人のメンバーでのアルバムはこの1枚だけです。
高校生の頃に聴いてぶっ飛びました。
特にホールズワースのギターが渋い。
この絡みつくようにうねった弾き方が好きです。
それにしてもどの曲も完成度が高いです。
仮に今このアルバムをリリースしても「凄い」ということになると思います。

②カルファーゲン「Land of Gold」
ウクライナのプログレバンドです。
キーボード奏者のアントニー・カルージンを中心にしたバンドです。
この方はウクライナ北東部のハリコフ(ハルキウ)生まれだそうです。
今回のロシア侵攻で徹底的に破壊された都市です。
このバンドはプログレの中でもシンフォニック系のプログレといわれるバンドです。
2022年2月発表の13枚目の「Land of Green and Gold」から一曲をおかけします。
13分を超える大作です。
このアルバムはアントニーの出身地のハリコフで録音されたそうです。
流れるような軽快な展開です。
キーボードとギターがいい味を出しています。
このバンドはどちらかというとキーボードを前面に出したシンフォニックな感じの曲が多いのですが、この曲はフュージョンっぽく仕上がっています。
ちなみに、カルファーゲンとはカルタゴのことです。
カルタゴはローマ人に滅ぼされて徹底的に破壊されてしまいます。
ウクライナを支援する気持ちを込めて、カルファーゲンをここで取り上げました。

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