Oniビジョン　「小林弁護士のまるごとぶった斬り！」

11月16日第40回でお話しした温泉をご紹介いたします。

皆生温泉旅館三井（鳥取県）

ナトリウム・カルシウム－塩化物泉です。
ここは、源泉の湯使いが素晴らしい。
男女一つずつの小さめの浴槽から源泉が勢いよく噴射されています。
建物は如何にも古い感じですが、内部は快適です。
皆生温泉の集中管理された源泉ですが、加温加水なしで空気にも触れないでかけ流されています。
本では、皆生温泉から海潮苑をご紹介しましたが、泉質の良さは甲乙付け難いです。
皆生温泉は湯量が多い割にはかけ流しが意外に少ないです。
やはり大型の旅館の意味もなく大きな浴槽が多いので、どうしても循環風呂になりがちです。また、かけ流しを謳っていても、加温加水のばったもんの薄い源泉のかけ流しもあります。
浸かると、本物のかけ流しはすぐに分かります。
皆生温泉の場合は、浸かっているときは塩化物泉にしてはサラッとしていますが、風呂上りはしっとりします。
ここは、シンプルな浴槽ですが、泉質が素晴らしいので、なかなか出られません。ぬるめの源泉にじっくり入れます。
この旅館は、前に紹介した芙蓉別館も経営されています。
経営者の方の源泉かけ流しにこだわられる姿勢が窺われます。

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