ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』9月18日(第36回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』9月18日(第36回)の放送内容

2021年09月11日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、9月18日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、岡山高島屋代表取締役の上條智子様です。

9月18日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①キング・クリムゾン「The Night Watch(夜を支配した人々)」
1974年発表の6枚目のアルバム「Starless and Bible Black(暗黒の世界)」からの曲です。
前半の星がきらめくような感じのライブ演奏に続いて、ロバート・フィリップのギターとジョン・ウェットンの憂いのあるボーカルが始まります。
それに、デイビット・クロスのバイオリンが上手く絡んでいます。ビル・ブラッフォードのドラムは言わずもがなです。
メロディが実に美しい。特に、ロバート・フィリップのギターのソロが素晴らしい。
この曲は、レンブラントの「夜警」をモチーフにした曲です。
因みに、私的には、キング・クリムゾンの中では「Starless」、「Red」と並んで3大名曲です。
この2曲は既にこの番組でおかけしました。

②ドリーム・シアター「Six Degrees Of lnner Turbulence Ⅵ(Solitary Shell)」
2002年発表の6作目のアルバムからの曲です。
このアルバムは2枚組の大作です。
「溜まったものを吐き出した」ような感じのアルバムです。さまざまなジャンルのバラエティーに富んだ曲が多く、個人的には好きなアルバムです。
2枚目が組曲になっています。PTSDとか総合失調症などを6つ取り上げています。
「孤独の殻」という副題のとおり、歌詞は自閉症の子供に関するものです。しかし、曲調はなぜか明るく爽やかです。ドリーム・シアターの曲の中でも最もポップな曲だと思います。
後半のジョン・ぺトルーシュのアコースティックギターとジョーダン・ルーデスのキーボードのかけ合いが上手い。

過去の出演情報はこちら