ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』8月7日(第33回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』8月7日(第33回)の放送内容

2021年07月31日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、8月7日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社植田板金店代表取締役の植田博幸様です。

8月7日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①アラン・パーソンズ・プロジェクト「Sirius」と「Eye in the Sky」、「Voyager」と「What goes Up」
アラン・パーソンズは、ビートルズやピンク・フロイドなどの作曲を手がけたアビーロード・スタジオのエンジニアだった人です。この人を中心にスタジオミュージシャンが集まってできたバンドです。
宇宙を連想させる壮大で透明な音楽というイメージがあります。当時言われていた電子音を上手く使っていたと思います。
1982年発表の「Eye in the Sky」から「Sirius」と「Eye in the Sky」、1980年発表の「運命の切り札」から「Voyager」と「What goes Up」をおかけしたいと思います。
どちらも透明感のあるインストゥルメンタルの後にポップなメロディーの曲が続きます。
当時はこれは斬新でした。
透明感のある曲の雰囲気がピンク・フロイドの「狂気」に似ている感じがしていました。

②マリリオン「Alone Again In The Lap Of Luxury」
イングランド出身のプログレバンドです。
1980年代のプログレの代表的なバンドです。この番組で紹介するのが遅すぎたくらいです。
スティーブ・ホガースのボーカルとスティーブ・ロザリーのギターを中心に曲を作っています。
初期はフィッシュというボーカルがいて、商業的にはかなりの成功を収めたのですが、ホガースに代わってからの方がこのバンドの個性がより発揮されているのではないのかなと思います。
1994年発表の「ブレイヴ」から「孤独な贅沢三昧」(Alone Again In The Lap Of Luxury)をおかけしたいと思います。
事件に巻き込まれた少女をモチーフにしたコンセプトアルバムということで、確かに歌詞はそのコンセプトがあります。人によってはこのアルバムの曲は暗いと言われる方もおられますが、私はこのアルバムはマリリオンの中では好きです。ホガースになってやっと足元が固まったような感じがしています。
この曲では、スティーブ・ロザリーの切れ目のない、流れるようなギターが弾けています。

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