Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~
次回の放送は、5月15日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社アップビートバルーン代表取締役の瀧原秀美様です。
5月15日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。
①ピンク・フロイド「Shine On Your Crazy Diamonds 第2部」
「Wish You Were Here」は1975年に狂気の次に発表されたアルバムです。狂気ほどはセールスは伸びませんでしたが、それでも全米、全英ともに第1位になり、世界中で2200万枚を売り上げたアルバムです。狂気の記録的な大成功を収めた後の、虚脱感と極限的なプレッシャーの中で、「まあちょっと本気出したろかな」という気持ちが伝わってきます。まさに、彼らはこの時期「プログレの道」を先頭切って進んでいたように思います。
日本でのアルバム名は「炎~あなたがここにいてほしい」です。
主題曲の「Shine On Your Crazy Diamonds」は第1部が13分30秒、第2部が12分30秒という大作です。
今回は、第2部をおかけします。
リック・ライトのシンセサイザーが飛びまくった後のデビッド・ギルモアの締めのギターが効いています。
②Kino「Radio Voltaire」
このバンドは、この番組でもおかけしたフロストなどに在籍したジョン・ミッチェル、同じくこの番組でおかけしたイット・バイツなどに在籍したジョン・ベックらで結成されたイングランドのバンドです。
2005年にデビューアルバムを出しました。
曲調は、イット・バイツによく似ています。叙情的でメロディアスです。聴きやすいプログレといっていいと思います。
今風のキャッチーなプログレといってもいいと思います。ただし、バンドの皆さんテクニックは凄い。
今回は2018年に発表された2枚目のアルバム「Radio Voltaire」から主題曲をおかけしたいと思います。
この曲では、ジョン・ミッチェルの伸びやかなボーカルとギターが印象的です。イット・バイツの曲だといってもそのまま通用しそうな感じです。
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