Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~
次回の放送は、2月6日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、タナカマシーナリー株式会社代表取締役の田中秀明様です。
2月6日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。
①マイク&ザ・メカニックス「オール・アイ・ニード・イズ・ア・ミラクル」
ジェネシスのギター(スティーブ・ハケットがいる頃はベース)が率いるバンドです。
ジェネシスが本業で、つい副業に手を出したという感じです。
1985年発表のデビューアルバム「マイク&ザ・メカニックス」からこの曲をおかけしたいと思います。
この頃は、ジェネシスのフィル・コリンズや元ジェネシスのピーター・ガブリエルの曲がヒットチャートを賑わせていました。
このデビューアルバムはどちらかと言うと、当時のジェネシス路線で、まだプログレの色彩が残っていました。その後2枚目のアルバムからは全米でナンバーワンヒットになる曲が出たりして、商業的にはかなり成功していました。しかし、明らかに曲調がポップス路線になってしまって、残念だなと思っていました。3枚目のアルバム以後は、あまり話題に上らなくなっていました。
おかけする曲は、プログレの色彩は残しつつも、キレのあるキャッチ-な曲です。
②エマーソン・レイク&パーマー「悪の教典 ImpressionⅠ」
1973年に発表した「恐怖の頭脳改革」からの曲です。この曲は、29分41秒の大作の中のImpressionⅠの前半です。この前半だけで8分44秒もあります。
エマーソンのキーボード、シンセサイザーがキレまくって、レイクのギターとパーマーのドラムが絶妙に絡んでいます。
プログレの名作といってもいいと思います。
旋律が如何にもプログレという感じで、そこに上手くシンセを使っています。
私が高校生の頃によく聴いていた曲です。
ちなみに「悪の教典 ImpressionⅡ」は、エマーソンのジャズ的なピアノ曲で、「悪の教典 ImpressionⅢ」は、ややクラシック調のプログレで、3人の息の合った演奏です。
このアルバムがピークで、その後は、ELPは少しずつ下り坂になっていきます。
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