ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』2020年11月7日(第15回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』2020年11月7日(第15回)の放送内容

2020年10月31日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、11月7日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、岡山県副知事の菊池善信様です。

11月7日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

ビル・ブラッフォード「FIVE G」

このバンドはドラマーの名前を付けており、この方がリーダーということになります。プログレ界最高のドラマーとも言われています。
イエス、キング・クリムゾン・UKといったこの番組でも過去に取り上げたバンドを渡り歩いたドラマーです。
ジャズロックというジャンルを生み出したバンドです。1977年に「Feels Good To Me」、1979年に「One Of A KIND」という傑作アルバムを出しました。確かに演奏スタイルはジャズっぽい感じになるのですが、ブラッフォードが中心ということで、一応広義のプログレには入ると思います。この頃のブラッフォードは何かが乗り移ったような音楽センスを発揮していました。
この曲は、「One Of A KIND」からの曲です。ブラッフォードはもちろんのこと、UKでも一緒だったアラン・ホールズワースはもとより、ベースのジェフ・バーリン、キーボードのデイブ・マチュアートのそれぞれの演奏テクニックが凄い。
特に、この曲ホールズワースの絶え間のない、この人ならではのねちっこくまとわりつくようなギターが凄いです。このアラン・ホールズワースという人はプライベートでは金に無頓着というか、少し風変わりな人だったようですが、ギターを弾くと人間が変わるタイプの人なんだろうなと思います。
番組の冒頭では、「One Of A Kind-Part One」もかけたいと思います。今聴いても、メロディ、楽器の使い方、演奏テクニックどれも超一流です。隙のない演奏と曲とアイデアです。

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